バルセロナの街と地中海を一望できるモンジュイックの丘。楽しみ方や行き方をご紹介します。
モンジュイックの丘とは?
バルセロナ中心地の南西に位置する小高い丘「モンジュイック(Montjüic)」。モンジュイックの語源は中世カタロニア語で “ユダヤ人の山”を意味すると言われています。丘の上からはバルセロナ市内と地中海を一望できるため、古代から都市を守る要塞の役目を果たしていました。
モンジュイックの丘には何がある?
- モンジュイック城(Castell de Montjuïc):頂上には軍事要塞として使われていたモンジュイック城があります。1751年建設。
- 見晴らし台(Mirador de I'Alcalde):バルセロナ市街と地中海を一望できる素晴らしい眺望の見晴らし台。ピクニックや散歩をする人がいてのんびり過ごすことができます。
- ミロ美術館(Joan Miró Fondation):バルセロナ生まれの芸術家Joan Milo(ジョアン・ミロ)の作品が1万点近く展示されている美術館。現代アート好きの方にはおすすめ。併設カフェは景色がいい。
- オリンピック競技場(Estadi Olímpic):1992年のバルセロナ五輪開催時に建設されたスタジアム。入場無料。現在は時々スポーツ選手が練習場として使用していますが、観光客は少なく閑散としています。
- オリンピックスポーツ博物館(Museu Olímpic i Esport):オリンピック選手に由縁ある品や五輪の歴史、メダルなどが展示されている。バルセロナオリンピック当時に感動した人やスポーツ好きの方は楽しめると思います。
- スペイン村(Poble España):1929年から続くスペイン文化を紹介するテーマパーク的な場所。スペイン各地の工芸品をお土産として買うことができたり、職人さんによる実演制作やフラメンコ 鑑賞、レストランなどがある。地下鉄Pl. Espanya駅から徒歩14分。
モンジュイックの丘への行き方
モンジュイックの丘へ行く方法は、①地下鉄+フニクラ(登山鉄道)②ロープウェイ③バスの3パターン。
今回は①地下鉄+フニクラでの行き方を説明します。地下鉄とフニクラ/Funicular(登山鉄道)を使ってモンジュイックの丘まで行く方法は、安いしわかりやすいのでオススメです。乗車中の景色が楽しめないことだけがデメリット。
【2020年1月2日更新】バルセロナの地下鉄・バスの10回券「T-casual」の買い方と使い方を解説
地下鉄Paral-lel駅で下車します。ホームの案内表示にしたがってフニクラ/Funicularの乗り場に向かいます。
地下鉄からフニクラへの乗り換えは改札口を出ないでOK!。うっかり改札を出てしまうと、もう一度乗車券を買う羽目になりますのでご注意を。(どちらもバルセロナ交通局TMBが運営してるため乗り換え料金はかかりません)
「Funicular de Montjuic」と書いてあるフニクラ乗り場の入り口へ。長い通路を進むとフニクラのホームに到着。
観光客を狙うスリがフニクラにも乗っている可能性があるのでご注意を。
スリが多い?!バルセロナ観光時の7つの心得と心配性な私の荷物を公開
出発したら2分ほどでモンジュイック駅に到着。あっという間です。
モンジュイックの丘の見晴らし台へ
フニクラを降りて外へ出ると案内看板があるので、目的地の方向に向かって歩きましょう!どこも10〜20分で着きます。
今回はバルセロナ市内を一望できる見晴らし台(Mirador de I'Alcalde)をご紹介します。
緩い坂道を歩くこと15分。見晴らし台に到着!
バルセロナ市内方面の景色。
地中海の港方面の景色。
芝生でピクニックしている人もちらほら。小さな売店があるので、コーヒーを買って一息つくのもいいですね。
足元も見てみよう!
見晴らし台からの眺望だけに夢中になるのは勿体ない!足元に目をやると、ちょっと変わったタイルアートのような模様が。
よく見ると、廃棄された瓶や機械の部品を使ってデザインされていることに気づきます。
モンジュイックの丘にしっかりと根を張った樹木も。なんだか生命力を感じます。
バルセロナ旅行で時間に余裕がある方は、ぜひモンジュイックの丘からの景色も楽しんでください!
●こちらもおすすめ。
【サグラダ・ファミリア】3つのファサードの特徴と2019年の進行状況!
バルセロナの食のテーマパーク!ブケリア(ボケリア)市場でうまいもん探し
スペインのデパート「エル・コルテ・イングレス」で買えるおすすめ土産11選
スペイン土産にはオリーブオイル&コスメ「LA CHINATA(ラ・チナータ)」がおすすめ!