スペインではじめてバルに行く時は「注文ってどうしたらいいの?」って思いますよね。はじめてでも気楽にバルを楽しむためのカンタンな注文方法をまとめました。
お店の入り口で
お店に入る時は「Hola! (オラ)」と挨拶しながら入りましょう!
店員さんが「オラ」と声を掛けてくれたら「オラ!」と返すように心がけます。スペインではこの挨拶が一般的で、バル以外のお土産物屋さんや洋服屋さんなどどこでも使えますよ。
席を取る
バルの中に入ったら、空いてる席かカウンターをポジション取りしましょう!多くのバルは自分で席を確保するスタイルです。バルによっては「君たちはここのテーブルね」みたいに合図されることもあります。
混んでいる場合や、こちらの人数が多くて丁度良い席が見当たらない場合は、店員さんと目を合わせて手を挙げて来てくれるのを待ちます。
来てくれたら指で人数を示せば理解してくれますよ。
スピーディで待たせない接客が当たり前の日本と違って、スペインのバルは店員さんがマイペース。新しいお客さんが来ても店員さん同士でお喋りを続けている光景はよく見かけます。
もし待たされても店員さんは決して嫌がらせで無視しているわけではないので、せっかちにならずにこちらものんびりと待ちましょう。
店員さんの動きを見計らい、目を合わせて手を挙げれば、こちらに気づいて来てくれます。
ドリンクを注文する
立ち飲み屋形式のカジュアルなバルでは、基本的にお客さんが自分からカウンターに行ってオーダーします。(レストラン形式のタパスバーは席に店員さんが注文を聞きに来てくれます。)
【ドリンクメニューのスペイン語】
・Cerveza(セルベサ)=普通サイズビール
・Caña(カニャ)=小さいグラスビール
・Vino tinto(ビーノ・ティント)=赤ワイン
・Vino blanco(ビーノ・ブランコ)=白ワイン
・Sangria(サングリア)=サングリア
・Agua(アグア)=お水
・Agua con gas (アグア・コンガス)=炭酸水
メニューがある場合は、ドリンク名を指差して、個数を指で示せばOKです!メニューがない場合は、上記ドリンク名の前にスペイン語の数字を付ければ注文できます。
【スペイン語の数字】
1 = Uno(ウノ)、Una(ウナ)
2 = Dos(ドス)
3 = Tres(トレス)
4 = Cuatro(クアトロ)
5 = Cinco(シンコ)
「とりあえずビール2つ!」的なスペイン語は
「ドス セルベサス、(ポル ファボール)。(Dos cervezas, por favor.) 」と言います。より丁寧に注文したい方は、文末に「ポル・ファボール(Por favor)=お願いします」を付けてくださいね。
【ドリンク注文の例文集】
- ビールを1つください。
「ウナ セルベサ(ポルファボール)」Una cerveza, por favor.
- ビールを2つ
「ドス セルベサス」Dos cervezas
- グラスの白ワインを3つ
「トレス・コパス デ・ビーノ・ブランコ」Tres copas de vino blanco
- グラスの赤ワインを4つ
「クアトロ・コパス デ・ビノ・ティント」Cuatros copas de vino tinto
ピンチョス、タパスを注文する
お待ちかねのピンチョス!(串に刺さった一口サイズのおつまみ)、そしてタパス!(小皿料理)。これぞスペインの居酒屋文化です。
カウンターに並んでいるピンチョスやタパスの前に立ち、食べたいものを指差して「エスト!(esto)=これ」と店員さんに言えばオーケー。
あるいは自分で勝手にお皿に取るスタイルもあるので、周りのお客さんの様子を見て真似してください。
お皿は一人に一皿です。お皿をもらいたい時は、「プラート(Plato)=お皿」と伝えましょう。
あと、ピンチョスの「串」はお会計する時に必要なので、食べ終わったら捨てたり折ったりせずにお皿の上に置いておきます。
お会計をする
最後にお会計をしたい時は、店員さんに「ラクエンタ、ポルファボール(La cuenta, por favor.)」と言いましょう!
スペインバルの楽しみ方は、お酒1杯とピンチョスを2〜3個つまんだら、お店を変えるハシゴ酒スタイル。
ほろ酔い気分をながーく楽しむためにも、サクッと店を変えるのがポイントです!一か所に長く居座ると気づかないうちにフラフラになってたなんて事がありますからね。(私はよくあります)
スペインを訪れたら気軽にバルを楽しみましょう♪