ばるログ in バルセロナ

スペイン バルセロナを120%楽しむための情報

美食の国スペインの大衆食文化「Bar(バル)」

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美食の国といわれるスペインの大衆食文化「Bar(バル)」の魅力をご紹介します。

 

食材の宝庫スペイン!

スペインは南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、まわりを海に囲まれているので、海の幸に恵まれ美味しい海鮮料理をいただくことができますし、農業が盛んなので自国で生産される野菜やキノコ類も豊富で、まさに食材の宝庫!

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町の市場には新鮮な食材が盛りだくさん

 

イベリア半島で育った「イベリコ豚」は世界的に有名なブランド。その品種でつくられた生ハムがおいしくて有名ですよね。

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生ハムはどこのバルでも人気

 

スペインは地域によって気候や文化が異なるので各地の風土を反映した名物料理をいただけます。その点も美食の国と言われる所以です。

スペイン料理といえばまず「パエリア」を思い浮かべる方が多いと思いますが、パエリアはバレンシア地方発祥のスペイン料理。具材の出汁がしっかりと染み込んだお米料理なので、日本人の舌にもよく合います。

 

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スペインの名物料理「パエリア」 

 

スペインの大衆食文化「Bar(バル)」

パエリアは旅行でスペインを訪れたら一度は食べたいスペインの名物料理。でも日本人の私たちが毎日炊き込みご飯を食べないのと同じように、スペイン人も毎日はパエリアを食べません。彼らの普段の主食はパンやパスタ。街中の至るところにパン屋があり、どこのお店のパンもとても美味しいです。

 

そしてスペイン人がちょっとした外食をする時に行くのが「Bar(バル)」

 

昼間はカフェと軽食をとりに、

夜はビールとつまみを求めて、

そしておしゃべりを楽しみむためにバルへいくのです。

 

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バルはスペインの愛すべき大衆食文化

 

バルでちょっとずついただくピンチョス&タパス

バルでは「ピンチョス」と言われる小さなパンの上に様々な食材が芸術的に重ねられた可愛い串刺しのおつまみや、「タパス」と呼ばれる小皿料理をいただきます。

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こちらは「タコのガリシア風」というタパス

 

ビールやワインを飲みながら軽く食べるのにぴったり。見た目も楽しめるので、スペインを訪れたら「いろんなバルで」「いろんなピンチョスを」召し上がっていただきたいです。

 

どのバルにもあるスタンダードなタパスやピンチョスを店を変えて食べ比べるのもよし、そのバル独自のオリジナル料理に挑戦してみるもよし!

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眺めるだけでもわくわくする個性的なピンチョス
 

日本の居酒屋みたいなスペインのバル文化

ピンチョスは日本の居酒屋メニューで言うならば焼き鳥みたいな感じ。串に刺さった一口大のおつまみをお酒を飲みながら気軽に食べられるところが、ピンチョスと焼き鳥の共通点!タパス(小皿料理)は居酒屋なら例えばお刺身やモツ煮などにあたるようなイメージです。

 

とくに私のおススメは「ヒルダ」というクラシックなピンチョス。「種ぬきグリーンオリーブ」・「アンチョビ」・「ギンディージャ(青唐辛子の酢漬)」を串に刺したシンプルなおつまみ。これがどんなお酒にも合うのです。居酒屋メニューで例えるならば、胡瓜のお漬物的な存在。

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手前がスペインの漬物的存在「ヒルダ」

 

スペインのBar(バル)というすばらしき大衆食文化を心の底から愛していますので、どなたかがスペイン(おもにバルセロナ)を訪れた際の参考になればという思いで、バル巡りの記録=「ばるログ」を蓄積していきますね。

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