バルセロナがあるカタルーニャ地方の軽食「ビキニ(BIKINI)」。水着と同じ名前なのでなぜこんな名前なんだろうと思われる方もいるはず。バルセロナのカフェやバルでは定番メニューとして親しまれているビキニ(BIKINI)の気になる名前の由来や家で作れる簡単レシピを紹介します。
スペイン全土で特別警戒体制が布かれ外出できない日々が続いています。レストランやカフェは営業禁止で当然外食もできないため毎日自炊生活ですが、バルセロナのカフェやバルで提供されるお気に入りメニューを自宅で作てみる良い機会になっています。今回は「ビキニ（BIKINI）」という名前のバルセロナ名物をご紹介！記事後半にレシピも掲載しています。
バルセロナの定番軽食「ビキニ（BIKINI）」とは？
バルセロナがあるカタルーニャ地方のカフェやバルでよく見かける「ビキニ（BIKINI）」という名前のメニュー。これはヨークハムとチーズのホットサンドウィッチのことで、一般的にはミックスサンドと呼ばれるものです。このビキニ（BIKINI）という名前は人気ダンスホールに由来してるのだそう。三角にカットしたパンの形が女性用水着に似ているからそう呼ばれているのかな？と思いましたが違うんですね。1953年にオープンしたバルセロナのダンスホール「BIKINI」で提供されていたホットサンドイッチが人気になり、その後バルセロナ市内の色々なカフェやバルのメニューでもその名で呼ばれるようなったそうです。
参考記事：¿Por qué lo llamas ‘bikini’ cuando quieres decir ‘mixto’? -LAVANGUARDIA-
カフェやバルで気軽に食べられるビキニ（BIKINI）
バルセロナではふらっと入ったカフェやバルで気軽にビキニ（BIKINI）を食べる事ができます。なんて事のないハムとチーズが挟まっているだけのシンプルなホットハンドなのですが、とても美味しいのです。パンに塗られたソースやパンの厚みがお店によって違うので、ビキニ（BIKINI）が気に入ったら食べ比べてみるのも楽しいです。朝ごはんや軽食などにおすすめ。「ボカディージョ/Bocadillo（バケットに生ハムやチーズなどを挟んだサンドイッチ）」もスペイン名物ですが、バルセロナに来たらぜひ「ビキニ（BIKINI）」を食べてみてください。
自宅で作ろう！ビキニ（BIKINI）の簡単レシピ
バルセロナのビキニ（BIKINI）はシンプルな材料と簡単なレシピなので、ご家庭で作ることができます。
【ビキニ（BIKINI）の材料（2人分）】
- 食パン4枚
- ハム 2枚（お好みで増量してください）
- チーズ2枚（お好みで増量してください）
- バター（トリュフペースト、ガーリックバター、明太子マヨネーズなどでもOK）
【ビキニ（BIKINI）のレシピ】
- パンの片面にバターを塗る。写真はトリュフペースト塗ってます。
- チーズとヨークハムを載せる。お好みで枚数を増やしてください。
- 2枚のパンを重ね、温めたフライパンで焼き色が付くまで片面ずつ焼く。
- チーズがいい感じになったら火を止めて、斜め半分に切って完成です。
おいしさのポイントは温かいうちに食べること！ビキニ（BIKINI）に添えるサラダなどは予め用意しておいて、パンが焼きあがったら即いただきますのスタイルで食してみてください。
パンに塗るのはバターがベーシックなレシピですが、個人的にはトリュフペーストを塗るのがお気に入りです。 下の写真はスペインの大手スーパーマーケット「メルカドーナ（MERCADONA）」で買えるトリュフペースト（2.8€）です。
▼日本でも黒トリュフペーストは購入できますが欧州に比べると割高ですね。こちらはイタリア産の黒トリュフペースト↓
▼フライパンでもおいしく作れますが、ホットサンドメーカーがあればさらに見た目も良く焼けると思います。
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