2019年8月に友人たちと訪れたサン・セバスチャン旧市街のバル。今回はサン・セバスチャン出身・在住スペイン人の友人Eliがバル巡りを案内してくれました。これからサン・セバスチャンでバル巡りをされる方の参考になると思うので詳しくご紹介します!
2017年にサンセバスチャンでバル巡りした時の記事はこちら。↓
1軒目・PACO BUENO(パコ・ブエノ)
- 昔ながらのバル
- 名物は揚げたてエビのフリット
- 床にごみが落ちているほど繁盛店の証!
海老のフリットが名物のバル。どのお客さんもこれを食べていました。食べた感じはちょっと天ぷらに似ていて、中の海老はプリっぷり!バスク地方名物の微発砲白ワイン「チャコリ(Xacori)」もビールとも相性抜群です。もう2個くらい食べたいところでしたがぐっとこらえて次の店へ。
スペインではバルの床に紙ナプキンや貝殻を落とす習慣があります。「床にたくさんごみが落ちているればいるほどおいしいお店の証拠!」と学生時代に教えてもらいましたが、最近は観光客が増えたからかいつも床をきれいにしているバルばかり。そんな中「PACO BUENO」は昔ながらの床にごみを落として「おいしかったよ」と合図する習慣が生きているバル。
【PACO BUENOの基本情報】
- 住所:Calle Mayor, 6, 20003 Donostia-San Sebastian, SS
- 営業時間:10:30~15:00、17:30~22:00(金曜定休)
- Googleマップ:
2軒目・ BAR SPORT(バル・スポルト)
- 店の外まで人が溢れる人気ぶり
- フォアグラのピンチョスが3€
- イカのピンチョス味に深みがある
- 絶対に再訪したいバルのひとつ
こちらも人気店で、お店の外まで人が溢れていました。カウンターに並ぶピンチョスを選ぶのにも人の山をかき分けないと見えません!
大きなフォアグラのピンチョスはたったの3€!お口の中で唾液と混ざるとシュゥッと溶けて旨味のある脂が舌に行き渡る、しあわせ。
イカ焼きはカットしてパンに載せていただきました。温かい状態で出してくれます。主役はイカの旨味だけど、中に蟹の特製ソースが入っていて、よく絡みずっと噛んでいたい、飲み込むのがもったいない!と思ってしまう美味しさでした。
グーグルマップの口コミを見ると日本語のメニューがあるとか、スタッフが簡単な日本語で対応してくれるというコメントもありました。
【BAR SPORTの基本情報】
- 住所:Fermin Calbeton Kalea, 10, 20003 Donostia, Gipuzkoa
- 営業時間:月曜~金曜9:00~0:00/土曜10:00~0:00/日曜11:00~0:00
- Googleマップ:
3軒目・Zumeltzegi Egosari
- 落ち着いた雰囲気のバル
- 1階はピンチョバル、地下はレストラン
- ここでもフォアグラのピンチョス注文
- シンプルなシシトウ素揚げは呑兵衛向き
- 作り置きでなく温かい出来立てが最高
先に訪れた2軒のバルに比べると少し落ち着いた雰囲気のバル Zumeltzegi Egosari。1階は立ち飲みスタイル、地下階はレストランフロアになっています。
Eliが選んでくれたのは獅子唐の素揚げ。少し大粒の塩が振ってあるのですが、この塩加減が絶妙でいくらでも食べ続けられます。大量の素揚げもあっという間にペロリ!
このバルでもフォアグラのピンチョスを頼みました。こちらのフォアグラも滑らかでおいしかった〜。バルによってソースに個性があるので同じ素材を頼んでも飽きることなく味を楽しめる。サン・セバスチャン バル巡りのうれしいところ!
【Zumeltzegi Egosariの基本情報】
- 住所:C, Fermin Calbeton Kalea, 15, 20003 Donostia-San Sebastian, SS
- 営業時間:月曜~水曜11:30~16:00、19:00~23:30/木曜定休/金曜・土曜11:30~16:00、19:00~00:30/日曜11:30~16:00
- ウェブサイト:https://www.restaurantezumeltzegidonostia.com/
- Googleマップ:
ごちそう様でした!
スペイン人でサン・セバスチャン出身在住の友人Eliが連れて行ってくれたバルは、どこも再訪したいところばかり!今回注文しなかったメニューにも美味しそうなものがたくさんあったので1年以内に再訪することを心に決めました。どのバルも安くておいしくておすすめです!サン・セバスチャン でバル巡りをする方の参考になれば幸いです♪
●サン・セバスチャンの宿泊ホテル探しなら→Booking.com
●海外航空券の比較検索するなら→スカイスキャナー