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サラゴサモデルコース・バルセロナから電車2時間!一泊二日サラゴサ観光&サッカー観戦

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バルセロナから電車で2時間で行ける街サラゴサはアラゴンの歴史が残るとても魅力的な場所です。今回はサッカー観戦をメインに観光もしてきました。バルセロナからサラゴサへの一泊二日旅モデルコースをまとめました。

 

 

香川真司選手所属のレアル・サラゴサのホームスタジアムまでの詳しい行き方、トラムの乗り方はこちら。 

 

サラゴサの周辺地図

サラゴサ観光とサッカー観戦に便利な地図をGoogleマイマップで作成しました。

  • 濃青:サラゴサ・デリシアス駅(RENFE鉄道)
  • 紫色:トラムの駅(路面電車)
  • 青色:サラゴサの観光スポット
  • 黄色:レストラン(MeliMelo)
  • 橙色:宿泊したホテル(Hotel Boutique MAZA)
  • 桃色:デパート(El Corte Ingres)
  • 緑色:レアル・サラゴサのホームスタジアム

今回のホテルはBooking.comで予約しました。

スペイン サラゴサのホテル予約ならBooking.com

【1日目】

07:30 バルセロナ出発!サンツ駅から特急AVEに乗車

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バルセロナのサンツ駅からスペイン国鉄RENFEの特急「AVE」に乗ってサラゴサへ。AVEの乗車券は数日前にネットで購入しました。 往復で44.75€でした(電車料金は時間帯によって変わります)。乗車時間は約2時間。

 

09:30 サラゴサデリシアス駅に到着

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スペイン国鉄RENFEのサラゴサ・デリシアス駅に到着。天井が高くて広々としたきれいな駅。

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駅周辺にはなにもありません。路線バスに乗って市内中心部に向かいました。路線バスは「34番」に乗車します。運転手さんに現金で1回分の運賃(たしか2€くらい)を支払います。サラゴサの中心地である旧市街のバス停は「Av. César Augusto(セサール・アウグスト通り)」という名前です。

 

10:00 サラゴサ中心地を散策

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ホテルのチェックインまで時間があったのでサラゴサの中心地を散策。清潔で整った街という印象でした。街を歩いている人もどことなく品がある気がします。

 

10:30 ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂

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サラゴサ観光の見どころは写真に収まりきらないほど大きく立派な聖堂!正式名称は「ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂(Basílica de Nuestra Señora del Pilar)」。とても荘厳です。聖堂内は静謐な空気が漂っています。地元の言い伝えでは、この地でキリスト12使途の一人ヤコブの前に聖母マリアが表れたというエピソードにちなんでこの大聖堂が作られたといわれているそう。現在の建物は17世紀から19世紀に建てられたもの。

【ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂】

 

11:00 ゴヤ像とサルバドール大聖堂(ラ・セオ/La Seo)

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写真右手前にあるモニュメントは、スペインを代表する画家「ゴヤ(GOYA)」像。サラゴサ地域で生まれ育った所縁があります。

写真左手に見えるのが「サルバドール大聖堂(ラ・セオ)」。世界遺産に認定されています。イスラム教の支配下ではモスクとして使用されていましたが、のちにキリスト教徒によって12世紀にはロマネスク様式へ、18世紀にはバロック様式の建築へと変化していきました。イスラム教の影響を受けたムデハル様式、キリスト教のゴシック、バロック、ロマネスク様式の要素が複雑に取り込まれており、この地の歴史を内包した教会です。一見の価値あり!

【サルバドール大聖堂(La Seo Cathedral)】

  • 住所:Plaza de la Seo, 4, 50001 Zaragoza
  • 入場料:18歳以上4€、18歳以下と65歳以上3€、10歳以下無料
  • 営業時間(夏季):月~木曜10:00~20:00、金曜10:00~19:30、土曜10:00~12:30・16:00~18:30、日曜祝日10:00~12:00・14:00~20:00
  • 営業時間(冬季):月~金曜10:00~14:00・16:00~18:30、土曜10:00~12:30・16:00~18:30、日曜祝日10:00~12:00・16:00~16:30 

 

12:00 ピエドラ橋から絶景を眺める

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ヌエストラ・セニューラ・ピラール聖堂や、サルバドール大聖堂のある広場を抜けると「ピエドラ橋」があらわれます。橋の入り口にはサラゴサの象徴であるライオンの像が掲げられています。エブロ川という大きな川に架かるこの橋からは聖堂を背にした絶景を拝むことができます。
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ここは人気のフォトスポット。こんな感じでいい写真が撮れます。夜はまったく異なる妖艶な雰囲気で美しい夜景を見ることができます。

【ピエドラ橋(Puente de Piedora)】

  • 住所:50014 Zaragoza

 

13:00 Méli Méloでタパスランチ

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中心地から15分ほど歩いた場所にあるタパスバル「Restaulante Méli Mélo(メリメロ)」でランチビール。外観はピンク色でかわいらしいですが、中に入ると地元のおじさま方で賑わっていました。カウンター席もあるのでひとりでサクッと食べるのにもよさそう。

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注文はカウンターレジで頼みます。ビール(2€)や料理の用意ができたら店員さん呼ばれるので、自分で受け取りにいきます。 

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ピンチョス(串にささったおつまみ料理)もタパス(小皿料理)も安くてひとつ2€〜4€ほど!そしてどれもおいしい!フォアグラのピンチョスがおいしかった。お会計は二人合計19.90€でした。
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【Restaulante Méli Mélo(メリメロ)】

 

14:30 ホテルにチェックイン

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ランチのあとはホテルにチェックイン。夜のサッカー観戦に備えお昼寝休憩しました。わたしが宿泊したホテルは「Hotel Boutique MAZA」というところ。日本のビジネスホテルのように必要最低限の宿泊設備がそなわっていました。お部屋はコンパクトですが清潔でゆっくり休めました。サッカー観戦や観光で外を出歩く時間が長かったので十分。週末の1泊で5000円くらい。Booking.com で予約しました。
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ホテルの前は広場になっているので、サッカー観戦後に夜遅く帰ってきてもひと気があって安心でした。
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【Hotel Boutique MAZA】

 

19:00 レアル・サラゴサのサッカー試合観戦へ(21:00 KickOff)

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香川真司選手が所属するサラゴサのホームスタジアムまでは路面電車のトラムで移動。スタジアムまでのトラムの乗り方、スタジアム周辺の様子などは【サラゴサ現地観戦】香川真司選手所属レアル・サラゴサのホームスタジアムへの行き方 にまとめました。

 

23:30 サラゴサの美しい夜

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サッカーの試合は23:00に終了。スタジアムからの帰りはトラムがとても混んでいたので歩いて帰りました。昼間訪れた通りは夜の方が賑わっていた。さすが夜が長い国スペイン。
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せっかくなので昼間も訪れたサルバドール大聖堂やヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂の夜の姿を見てきました。
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ピエドラ橋を渡って新市街の方から聖堂などがある旧市街方面を眺めると、素晴らしい夜景が広がっています。エブロ川の川面に映った光が幻想的でした。
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小腹が空いたので深夜も開いていたケバブ屋さんで軽く食べてから帰宅。深夜1:00頃ホテルに戻り爆睡。

 

【2日目】

10:00 ホテルをチェックアウト

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翌朝、ホテルをチェックアウトする際にフロントに置いてあった翌朝の地元新聞をチェックすると、香川選手活躍のようすが伝えられていました!

 

11:00 アルハフェリア宮殿

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アルハフェリア宮殿は11世紀イスラム教支配時代に建てられた要塞宮殿。キリスト教が土地を奪還したあと14世紀以降はアラゴン王カトリック両王の居城になりました。現在はアラゴン州議会として使われています。

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イスラム様式の草花模様などの細やかな装飾が施されています。グラナダのアルハンブラ宮殿を彷彿とさせるほどの見ごたえ。アルハフェリア宮殿はスペインの三大ムスリム建築に含まれるそうです。

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豪勢な天井画もお見逃しなく!
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【アルハファリア宮殿】

 

13:00 サラゴサ・デリシアス駅から特急AVEでバルセロナへ戻る

アルハフェリア宮殿から路線バスでサラゴサ・デリシアス駅に向かいました。駅に着いたのは12:30頃。13時の発車時刻まで駅の中にあるバルで軽くランチして、電車に乗り込みました。

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AVEの電車内は快適であっという間の2時間。1泊2日でサラゴサ観光もサッカー観戦も楽しめて、内容の濃い小旅行でした!

 

サラゴサ観光&サッカー観戦モデルコースまとめ

これからサラゴサに観光やサッカー観戦で訪れる方のモデルコースとして参考になれば幸いです。スペイン国鉄RENFEの特急AVEの乗車券をネットで購入する場合は、レイルヨーロッパ というサイトだと日本語で購入手配できます。ただ手数料がかかるので自力でネット購入したいという方は、こちらの記事を参考にしてください。

 レアル・サラゴサのサッカー現地観戦レポ、スタジアムまでの詳しい行き方はこちら

www.barlog.work

 

サラゴサへはバルセロナから電車で2時間ほどなので、バルセロナ観光とセットで計画するのもおすすめです。日本からスペイン バルセロナまでの航空券はスカイスキャナーで比較検討すると、価格や乗り継ぎ時間などの比較がしやすくておすすめです。

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