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【バル巡り】「La Cova Fumada」看板がないバルセロネータの老舗バル

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バルセロナのビーチエリア、バルセロネータ地区に残る昔ながらの小さなバル「La Cova Fumada」に行ってきました。昼前から大混雑!Bombaがめちゃウマです。

 

看板がない!老舗のバル

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まず驚くことに、このバルには看板がありません。でもご心配なく!このバルはとても愛されていていつも店のまわりに人がいるため、住所を目指して行けばすぐに見つけることができます。(写真は人がいない瞬間を狙って撮りました)

 

絶対に食べてほしい!秘伝のメニュー

バルの中に入るとカウンターのガラスケースに素朴でおいしそうなタパスが並んでいます。どのタパスにしようか迷いバルを見渡してみると、どのお客さんも必ず頼んでいたのが「BOMBA ボンバ(2€)」。
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このBOMBAは絶対に食べて欲しいメニュー!小さめの握りこぶしほどの大きさですが、あっという間に1個ペロリ。BOMBAのレシピは現オーナーの祖母マリアさんが考案したもので、秘伝として受け継がれているそう。

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辛いソースをかけるか聞かれるのでお好みで。けっこう辛めでしたが、辛いもの好きな私にとってはたまらない!ビールが進む絶妙な味です。「Picante? ピカンテ?(辛いのいる?)」と聞かれたら、「Sí シィ(はい)」または「No ノ(いいえ)」で答えればOK。

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アーティチョークもおすすめ。中がしっとり柔らかく、素材を活かした優しめの味付け。
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BACALAO タラのおつまみも美味しかったです。

 

La Cova Fumadaの雰囲気

お昼前からバル内はほぼ満席。カウンター席が空いていてラッキーでした。老若男女とわず昼からゴキゲンな人たちばかり。f:id:shibuyaumeboshi:20191027154948j:image

壁には古いFCバルセロナの写真がいくつも飾ってあって、根っからのバルサっ子が経営していることが伝わってきます。店員さんはみんなお喋りしながら賑やかに働いていて和やか。
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1944年創業で3世代にわたり経営され、大きな木製のドアや大理石のカウンターバーは75年以上の歴史を物語っています。昔から変わらないのはメニューも同じ。すぐ近くの市場から仕入れた新鮮な魚類を使ったタパスやアーティチョークなどが自慢の品。

なお予約はできません。満席の場合、他のお客さんとテーブルが相席にあることがありますがそれもこのバルならではの醍醐味。

 

昔ながらのお会計スタイル

このバルはお会計をお願いすると、カウンターに鉛筆で金額を書く昔ながらの方法で金額を示してくれます。f:id:shibuyaumeboshi:20191027154922j:image

ビール2杯、BOMBA、アーティチョーク、バカラオを注文して合計金額は15.10€でした。
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バルセロネータで昔ながらのバルを楽しみたい方におすすめ!

La Cova Fumadaは、昔ながらのバルスタイルを楽しみたい方におすすめのバル。タパスが美味しいのはもちろんのこと、バル自体の内外装やお客さん・店員さんの雰囲気もローカル感あふれていて、酒場放浪記的な楽しさを経験できます。

 

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