バルセロナのビーチ混雑状況をチェックできるマップが便利なので紹介します。
リアルタイムでバルセロナのビーチ混雑状況がわかる
2020年の夏。ビーチシーズンを迎えたバルセロナは、新型コロナウイルスの拡大を避けるためにビーチのキャパシティをコントロールし、安全な距離を確保するための対策が取られています。
バルセロナ市の公式サイト内では、ビーチの混雑状況をリアルタイムでチェックできる地図がリリースされました。
このmapを見れば、ビーチの混み具合を確認できます。 指標は次のとおり。
- 緑:低レベル(ビーチ占有率40%未満)
- 黄:通常レベル(40〜60%)
- オレンジ:高レベル(60%〜80%、人の少ない他のビーチに行くことを勧める)
- 赤:超混雑(ビーチ占有率80%を超えている)
この混雑度情報はビデオセンサーを利用した新しいシステムで構築されていて、ビーチのキャパシティを地図上で知らせ、それに応じてビーチ利用者を分散させるのに役立ちます。
情報は15分毎に更新。サービス提供時間は午前10:30〜午後19:30。
この地図上でわかることは以下のとおり。
- ビーチ混雑状況
- リアルタイムカメラでの写真確認
- 天気(天候、気温、水温、紫外線レベル)
- 危険フラグ
こちらのページからチェックできます。(バルセロナ市のサイトへ移動)
バルセロナのビーチ利用時の注意点
2020年夏のバルセロナのビーチ利用時には、新たなルールが適用されています。おもな注意点は以下の通り。
- 海水浴、日光浴、浜辺でのスポーツをする時は、他人の1.5mの間隔を保つこと。
- 波際から6mの距離を取って日光浴すること(人が波際を歩ける間隔を確保するため)。
- レスキューサービスは10:30〜19:30。
- 週末にかけて、木曜日の午後以降に混雑度が高くなるので、空いてる時にビーチを楽しみたい方は月〜木曜日午前中が狙い目。
- バルセロナ市警察は、定員を超えた場合にビーチを閉鎖する権限と、違反した場合に罰金を科す権限があります。
- トップレスは許可されていますが、全裸になった場合は€750〜€1500の罰金。
- 公共のシャワーやトイレは引き続き利用可能。
また7月27日現在、ビーチエリアでマスクを外して過ごしても注意はされません。ただし、砂浜から出たビーチ外の歩道ではマスク着用が必要です。
午前中は空いてる!朝ビーチがおすすめ
このビーチ混雑度マップを利用してみたところ、午前11時頃まではどこのビーチも占有率40%未満で空いてることがわかりました。
この週末ビーチに出かけましたが、午前中は水や空気が澄んでいて気持ちいい!浅瀬にお魚も泳いでいました。人との接触を少なくするためにも、綺麗な水で海水浴するためにも、ビーチに行くなら午前中がおすすめです。
バルセロナのロックダウンが解除された7月前半は、出かける人が増えてビーチエリアもかなり混雑していましたが、再び感染者数が増加しバルセロナ市民や滞在者に対して移動制限(外出自粛であり、ロックダウンではない)の措置が発令されました。
そのため現在のバルセロナはビーチ周辺や中心地の混雑がやや緩和しています。
【参考にしたサイト】
Baños y playas | Web de Barcelona | Ayuntamiento Barcelona