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【アンドラ】あまり知らない不思議な極小国。バルセロナからバス3時間

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スペイン バルセロナからバスで3時間の場所にあるアンドラ公国。フランスとスペインに囲まれたピレネー山脈の盆地にある小国で、面積は東京23区よりも小さい468㎢。とても小さな国なので日本人にはあまり知られていません。ちょっと不思議な国アンドラ。

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アンドラ公国について

とても小さい国ということもあり、訪れるまでアンドラのことはほとんど知りませんでした。調べてみると面白い国。(情報ソース:アンドラ公国 | 外務省など)

  • 国家元首は仏大統領とUrgell司教の2人制!
  • 1993年にフランス共和国から国家として独立
  • 言語はカタルニア語(公用語)、スペイン語、フランス語、ポルトガル語
  • 通貨はユーロ€だけどEUには加盟していない
  • 財政収入は輸入関税頼み、主産業は観光業
  • 周辺国より消費税が低く買い物天国
  • ハイキング、スキー、温泉が楽しめる
  • 日本人は13人在住(2016年)

 

2012年までタックスヘイブンだったアンドラ。現在は4.5%の付加価値税(消費税)がかかりますが、それでも近隣のヨーロッパ諸国よりは税金が安いため週末ともなるとスペインやフランスからたくさんの買い物客が訪れます。

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充実のショッピング施設

買い物天国と言われているだけあって、アンドラの首都「アンドラ・ラ・ベリャ」はショッピング施設が充実しています。まるで日本の池袋みたいだなというのが正直な感想。笑

ヨーロッパは歴史ある町並みを活かすためにカラフルなネオンを多用しない印象ですが、アンドラでは夜になると蛍光色のギラギラネオンが煌めいて、アジアの雑多なショッピングロードを彷彿とさせる謎の空気を感じました。(アジア人はほとんどいないんですけどね)

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アンドラ・ラ・ベリャのフォトスポット

ショッピング施設が立ち並ぶエリアを流れる川La Valiraに架かる美しい橋「Pont de Paris」は、2006年につくられたアンドラ・ラ・ベリャの象徴的な場所。日が暮れるとライトアップされます。
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その橋のすぐ近くにはカタルーニャ地方出身の有名な芸術家サルバドール・ダリの溶けた時計の彫刻「時間の貴族」が。ダリから贈られたものだそう。アンドラでダリの作品に出会えるとは思っていなかったのでちょっとうれしい。
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アンドラ・ラ・ベリャ旧市街の町並み

旧市街はピレネー山脈を背にして石造りのかわいい建物が立ち並び、風光明媚な眺めを楽しむことができます。旧市街は石畳の階段が多いので街歩きするときはぜひ歩きやすい靴で。
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少し高い場所に行くと、ピレネー山脈に囲まれたアンドラの市内を一望することができます。気持ちいい!
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街中ではカタルーニャ地方の伝統舞踊「サルダナ」を踊る人たちの姿も見られました。「サルダナ」は、カタルーニャの民族団結を象徴する踊り。スペインのバルセロナ市内の広場でも時々踊られていますが、アンドラでもお目にかかることができました。

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アンドラの元議会「カサ・デ・ラ・バル」

アンドラの首都であるアンドラ・ラ・ベリャには、いろんな施設が集まっている。この建物は「CASA DE LA VALL(カサ デ ラ バル)」、アンドラ国の昔の議会です。中を見学することができます。

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見学するには時間指定ツアーに参加する必要があります。受付でスペイン語、フランス語、英語のツアーから選んで時間を予約し、チケットを購入。

  • 見学料金は5€
  • 見学ツアー所要時間は約30分

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ツアーガイドの方は丁寧にアンドラの歴史やこの建物の説明をしてくださり聴き入ってしまいます。アンドラは観光するようなスポットが少ないので、アンドラを訪れたらここだけは来るべきだと思います。中は写真撮影不可だったので入り口の写真だけ。

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    • 住所:AD500 Andorra la Vella, アンドラ
    • 営業時間:10-14時、15-18時(日曜・月曜休館 ※5-10月のみ日曜前半は開館)
    • ウェブサイト:La Casa de la Vall
    • Googleマップ:

 

アンドラはスパ天国!

アンドラはヨーロッパ最大級のスパ天国ということで、大きなスパ専門施設が中心地にあります。わたしが宿泊したホテル内にもスパ(プール・ジャグジー・サウナ)が併設されておりリラックスすることができました。

アンドラは夏は山間のハイキング、冬はスキーやスノボで体を動かして、スパでゆっくり疲れを癒す過ごしかたができ贅沢ですね。

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アンドラのご当地ビール「&(アンド)」

アンドラのレストランやカフェに入ると提供されるのがアンドラのご当地ビール、その名も「&(アンド)」。ダジャレか!とツッコミたくなるネーミングですが、味は飲みやすくておいしい。アンドラではヨーロッパ各国のビールを飲むことができますが、アンドラに来たならぜひこちらの「&(アンド)」をご賞味あれ。
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アンドラの郵便事情

アンドラは小さい国なので、郵便局がない。そのため隣国フランスとスペインの郵便インフラを使っているそうです。街中にはフランス(左)とスペイン(右)のポストが並んでいます。
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せっかくなので街中で見つけたFILATERIA(切手収集屋さん)に立ち寄って、ポストカードと切手を購入してみました。
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「日本にポストカードを送りたい」と伝えると2枚の切手を出してくれました。どちらも鳥の絵。一枚のポストカードに2枚の切手を貼ります。
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念のためフランスのポストかスペインのポスト、どちらに投函すれば良いのか尋ねると「フランスのポストへ投函してね」と言われました…10日後、無事日本の家族の元に届いたようです。
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    • 店名:FILATELIA ANDORRANA
    • 住所:Carrer Antic Carrer Major, 23, AD500 Andorra la Vella, アンドラ
    • 地図:

 

バルセロナからアンドラへの行き方

バルセロナからアンドラまでは、バスで3時間。バルセロナ ノルテのバスターミナル(Barcelona Norte)から一日数本のバスが出ています。バス会社ALSAのウェブサイトから乗車券を購入します。

  • 料金:日時によって異なるが往復で33€でした
  • 往路:バルセロナ発 AM07:30→アンドラ着 AM11:40
  • 帰路:アンドラ発 AM11:00→バルセロナ着 PM14:15

バルセロナのバスターミナル、ノルテ駅のようす。

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アンドラのバスターミナル。
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バルセロナからアンドラまでの道のり。

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