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2020年1月1日から改定!バルセロナの地下鉄・バス料金の変更点まとめ

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2020年1月1日からバルセロナの地下鉄やバスなどの公共交通機関の料金システムが変わります。現時点で判明している変更点をまとめました。

今回の料金変更では、1回・10回など限られた回数だけ公共交通機関を利用する人向けの運賃が値上がりします。一方、毎日のように公共交通機関を利用する人にとってはおトクになるように改定されています。(2019年12月までのバルセロナ地下鉄・路線バスの乗車券購入方法はこちらの記事をご覧ください)

 

従来のバルセロナの公共交通機関利用料金と、2020年1月からの新料金の違いが、一目でわかるように一覧表にしてみたので下表をご参照ください。 

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1回券や1日乗車券、10回の回数券などは軒並み値上げ。数日間だけバルセロナに滞在する旅行者の方には10回券の「T-10」が人気でしたが、今回の料金改定で1€以上の値上がりします。バルセロナは観光の街(オーバーツーリズムが問題になってしまうほど)なので、数回だけの公共交通機関利用者層から運賃をより多く徴収しようということなのだと思います。一方で1か月間定期券や、25歳以下の若者向け定期などは25%程度安くなります。

 

今回のバルセロナ公共交通機関の料金システム変更について、バルセロナ市長さんは「税金革命」と呼んでいるそう。バルセロナの地下鉄や路線バスなどの公共交通機関を運営しているのは、カタルーニャ州、バルセロナ市、AMB(バルセロナ大都市圏局)、ATM(バルセロナ公共交通局)。世界中からたくさんの観光客が押し寄せるバルセロナは、住民以外の方も公共交交通機関を利用しますが、税金をベースに運賃料金収入で運営が成り立っているしくみなので、毎日利用する住民によりメリットがある料金システムに移行するという考え。また通勤などで毎日車を利用している人の移動手段を公共交通機関へ促すことで、環境汚染対策をしようという大義名分もあるようです。

 

料金システムが変わることで、チケットの購入方法も従来とは変わってくるかもしれないので、2020年1月以降にあらためて乗車券の購入方法を確認して記事にしようと思います!

 

(追記)2019年内に購入したT-10チケットなどは、2020年2月29日まで利用することができます。ただし2020年1月1日からは複数人での共同利用が不可となり、2人目以降は別の乗車券を購入する必要があります。また新料金システム開始以降は、2019年中に購入した乗車チケットの未使用金額部分は払い戻しをしてくれます。(追記おわり)

 

 

●参照プレスリリース「Les tarifes del 2020 afavoriran els usuaris habituals, amb la
nova T-usual, més barata i amb viatges il·limitats en 30 dies」

●TMBのサイト:https://www.tmb.cat/es/home

●AMBのサイト:http://www.amb.cat/s/home.html

 

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